「蒸し料理をしたいけど、わざわざ高い蒸し器を買いたくない……」「キッチンツールはできるだけシンプルにしたい」などとお考えの方は多いことでしょう。
柳宗理の片手鍋とステンレスボール・パンチングストレーナーはサイズ展開をそろえているため、組み合わせると蒸し物や湯煎などの調理の幅が広がることをご存じでしょうか?
この記事では、柳宗理の片手鍋(18cm)とパンチングストレーナーを組み合わせた蒸し料理と、柳宗理の片手鍋(18cm)とステンレスボールを組み合わせた湯煎について、実体験を交えながらご紹介します。
柳宗理の片手鍋とパンチングストレーナーで蒸し料理
柳宗理の片手鍋(18cm)とパンチングストレーナー(19cm)を組み合わせると、手軽に蒸し料理ができます。18cmの柳宗理の片手鍋の場合、特に1~2人暮らしの自炊に重宝するでしょう。
蒸し料理には以下のようなメリットがあります。
- 油を使わないのでヘルシー、太らない料理を作れる
- 茹で料理よりも風味と栄養が残りやすい
- 電子レンジよりパサつきにくい
- 肉類がやわらかく仕上がる
それでは、どのような蒸し料理ができるのかご紹介します。
①ブロッコリーなど短時間の蒸し料理

蒸し料理の代表格である「温野菜」がかんたんにできます。特にブロッコリーのように蒸し時間が短いものは、柳宗理の片手鍋とパンチングストレーナーを使った蒸し料理にぴったりです。
実際、300mlの水を沸騰させてブロッコリーを入れたパンチングストレーナーをセットすると、約5分間でおいしく仕上がりました。できあがった後も、そのままパンチングストレーナーに入れたまま水切りなどができるため、とても簡単です。
ブロッコリーのほか、3~10分程度で蒸せる野菜には以下のようなものがあります。
- アスパラ
- スナップエンドウ
- パプリカ
- かぶ
- もやし
- 葉野菜
- なす(皮をむいた場合)

上の写真は大きめのブロッコリー1株を小房にしたときの様子です。
柳宗理のパンチングストレーナーはデザイン性が高いため容量が少ないように見えがちですが、実は約1リットル(1,000cm³)が入ります。
②ニンジンやジャガイモなどの根菜の蒸し料理

ニンジンやジャガイモなどの根菜類は、切り方次第で蒸すことが可能です。
蒸し料理の場合、柳宗理の片手鍋には約300mlの水しか入れられず、それ以上入れるとパンチングストレーナーの上まで水位がきます。火加減にもよりますが、約10分で水がなくなるため、根菜は小さく切ることがコツです。
一般的には、以下の切り方をすると10分以内に火が通るとされています。
- さつまいも(2cm厚輪切り)
- じゃがいも(4~6等分)
- にんじん(縦半分、横半分)
- レンコン(2cm厚輪切り)

上の写真のように切って実際やってみると、もう少し小さく切るか、途中で水を足すかして15分程度蒸さないと柔らかくならない場合もありました。

茹で時間に限りがあるため、一般的な温野菜より小さめサイズになると考えておくとよいでしょう。
③茶碗蒸し
茶碗蒸しも作れます。
一般的に茶碗蒸しを作る際は、
- 強火で3~5分蒸して表面を固める
- 火を弱めて、蒸し器のフタに菜箸をかませて蒸気を逃がしながら5~7分蒸す
という工程を踏むと、卵がやわらかで鶏肉がジューシーな茶碗蒸しができるとされています。
しかし、柳宗理の片手鍋の場合、途中でフタをずらして蒸気を逃がせるので、温度調整がやりやすいのがメリットです(下写真参考)。


ただし、柳宗理のパンチングストレーナーは底の平らな部分が少ないため、1人分くらいが限界です。

もしも家族分を作りたいときは、大きめの食器でジャンボ茶碗蒸しを作るとよいでしょう。
④肉や魚の蒸し料理
鶏もも肉や鶏胸肉1枚、魚の切り身などであれば、柳宗理の片手鍋とパンチングストレーナーで蒸し料理が楽しめます。
例えば、「牛肉+水菜の蒸ししゃぶ」「豚バラ+白菜」といった短時間の蒸し料理なら、手軽に作れるでしょう。こうしたメイン料理の場合、食べる量にもよりますが、基本的には1人分になります。
一方、底の平らな部分が少なくお皿を置きにくい、蒸し鶏はやりにくいと感じるかもしれません。
下の写真は約14cmのお皿をストレーナーに乗せたときの様子です。このサイズなら、5~6cmの高さが確保できます。

さらに、鶏もも肉1枚のような蒸し料理は蒸し時間が20分程度かかりますので、途中で水の追加も必要になります。
柳宗理の片手鍋とステンレスボールで湯煎
柳宗理の片手鍋(18cm)にはステンレスボール(19cm)がぴったり収まります。
一般的に湯煎をする際は、片手でボールを押さえることが必要です。しかし、柳宗理の片手鍋とステンレスボールで湯煎する際は、安定性が高いため、押さえなくてよいか、あるいは片手鍋の柄を軽く持つだけで済みます。
具体例をいくつか挙げながらご紹介します。
① とろとろスクランブルエッグを作る

片手鍋でお湯を温め、上にステンレスボールを重ねて、間接的に火を入れていけば、とろとろのスクランブルエッグが簡単に作れます。
柳宗理の片手鍋であれば、アルミ3層鋼鍋(IH対応)がおすすめです。なぜなら、底が厚いため、ゆっくり温まり、ちょうど良い温度に達するとその状態をキープしやすいからです。底が薄いガス火専用タイプに比べて、より温度調整しやすくなるでしょう。
火を止めてからも温度を保ちやすいため、理想の固さの一歩手前で火から外し、余熱で仕上げやすくなります。
② バターやチョコレートを溶かす
バターやチョコレートを溶かす際も、片手鍋とステンレスボールでできます。
この場合も、狙ったお湯の温度(チョコレートなら50〜55℃、バターなら60℃くらい)に達した後に火を止めれば、鍋もボールも温まっているので長時間温度をキープできます。また、温度が下がった際は少しだけ火にかけるだけです。
③ その他いろいろ
そのほかにも、柳宗理の片手鍋とステンレスボールの組み合わせは、以下のような調理に使えます。
- ゼラチンを溶かす
- 結晶化したはちみつを戻す
- デリケートな温め直し(冷めたグラタンソース、少量の離乳食ペーストなど)
- チーズソース/フォンデュの下準備
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片手鍋と一緒にボール・ストレーナーを買う際によくある質問
ここでは、柳宗理の片手鍋とステンレスボール、パンチングストレーナーを組み合わせて、蒸し料理や湯煎などをしようとお考えの方からのよくある質問にお答えします。
ボールやストレーナーに柄はあったほうがいいのか?
蒸し料理や湯煎の際には、あったほうが便利です。
脱着がサッとできます。また、水が足りなくなった際にもちょっと持ち上げて水をそそぐといったことができます。
ただし、柄がなくてもミトンを使えばそれほど手間にはなりません。日頃よく使う料理を重視して柄付きか、そうでないか選ぶとよいでしょう。
蒸すときにふきんは必要?

料理によっては必要ありません。
柳宗理の片手鍋のふたは、ゆったりとしたドーム状です。そのため、水滴がゆっくりとフタの縁のほうに流れてから落ちるようです。多くの蒸し料理では不要といえるでしょう。

実際、パンチングストレーナーの真ん中に容器を置いて10分間蒸して水滴が溜まるか調べてみましたが、一滴も落ちていませんでした。

また、肉まん、あんまんを蒸したときも、水が落ちた様子はありませんでした。
蒸し料理のときに水はどれくらい入れられる?
柳宗理の片手鍋(18cm)の場合、約300mlくらいです。
これ以上入れると、パンチングストレーナーの上にまで水位が達します。
火加減にもよりますが、300mlは約10分で蒸発します(※サイト主による実測値)。これ以上の時間の蒸し料理をする際は、その都度、水足しが必要です。
ステンレスボール・パンチングストレーナーの容量はどれくらい?
おおよそ1リットル(1,000cm³)です。
おそらく、多くの方は「見た目より野菜や肉などがたくさん入る!」とお感じになるでしょう。2~3日分の温野菜をまとめて作るといったことも可能です。
柳宗理の両手鍋(深型)+ボール・ストレーナーなら大容量

「もっと多くの蒸し物をしたい」「まとめて湯煎したい」などとお考えなら、
- 柳宗理の両手鍋深型(22cm)+柳宗理のステンレスボール、パンチングストレーナー(23cm)
という選択肢もあります。
こちらも鍋とボール、ストレーナーがぴたっと安定して入りますので、前述したのと同じような蒸し物・湯煎が可能です。
さらに、柳宗理の両手鍋深型には、パスタ鍋として使用するための専用の「コランダー」が販売されています。このコランダーに野菜などを入れて蒸すことも可能です。
ただし、柳宗理のコランダーは麺類を茹でやすいように底面近くまで入るようになっているため、コランダー上に水位がこない範囲ではおおよそ400ml程度(※サイト主の実測値)しか水を入れられません。
そのため、
- コランダーの上に食器を置いてその中に野菜を入れる
- コランダーの上に柳宗理のボール、ストレーナー(19cm)を置き、さらにその上にお皿を置いて蒸す
といった工夫をするのがおすすめです。
柳宗理の片手鍋とボール・ストレーナーは相性抜群!
柳宗理の片手鍋とボール・ストレーナーはサイズをそろえているため、組み合わせて利用すると、蒸し物や湯煎などの調理の幅が広がります。時短料理や洗い物の少なさにもつながりますので、セットでそろえることをおすすめします。
柳宗理のプロダクトは使い手のことをとことん考えて作られた用の美のプロダクトです。使うほどに愛着が湧く一生もののキッチンツールを手に入れてはいかがでしょうか。

